インターアクトクラブ特集「高校生の私たちにできること。」

普通科2年A組　今村 諒くん
【質問1】入部したキッカケは？
ボランティア活動に興味があり、また、自分ではどうしようもできない違い（例えば生まれた場所やその環境など）によって、 苦しんでいる人々を救うために高校生の自分にできることはないかと思い、国際貢献を目的とするインターアクト部に入部しました。

【質問2】入部して楽しかったことは？
会食や会話などを通じて、普段は触れ合うことのできない太宰府ロータリークラブの方々や留学生などと触れ合うことができること。
また、一つのボランティア活動を計画・実行していけること。

【質問3】実際の活動を通じて、社会奉仕・ボランティアというイメージは変わりましたか？
社会奉仕やボランティアは大変な努力や苦労をともなうと同時に、その努力や苦労の分だけやり終えた時の達成感や 喜びも大きいものだと思うようになった。
そして、ボランティアは他人のためにするものである反面、今の自分が誰かのために何かをすることができるといううれしさや 人の役に立てるという充実感を感じることができるものである。

【質問4】活動を通じて何か学んだことはありますか？また、得たものはありますか？
他人のために何かをするということはとても大変なことであるという実感を通じて、命の大切さや今自分が生きている環境が とても幸せな境遇であること。
また生活が豊かになった反面、「寒く」なった世の中でも、人の「温かさ」は変わらないということを実感した。

【質問5】最後にこれまで活動してきた感想や改めて考えたことなどあれば聞かせて下さい。
私はボランティア活動をすることで、一人でも多くの人が誰かのために何かをしたいという思いを抱いてくれたり、自分が幸せであることを実感してくれたり、今の世界の厳しい現実を 理解してくれたらいいと思っています。
今の世界の貧しさを解消するためには、一人でも多くの人がそのことを理解し自分に今できることをやっていかなければならないと思うので、自分がボランティア活動を続けていくことで 「ボランティアの環」が少しでも広がればいいです。

普通科3年5組　戸田 有香さん
【質問1】入部したキッカケは？
高校1年のとき、学校のテレビ放送で部活動紹介をしていて、インターアクト部員が交換留学生と楽しそうに バーベキューをしている写真を見て、私も留学生と交流したいと思い入部を決めました。

【質問2】入部して楽しかったことは？
世代や地域を超えて、様々な方と接することができたことです。
特に、一昨年に福岡県私立高等学校の生徒アジア派遣団という団体で 私は生徒代表でタイに行ってきました。
タイの学校に行って、同世代の人達と交流したりしました。
初めてのホームステイで不安もあったけど、現地の人々はみんな心優しく笑顔で接してくれました。
観光もいくつかして、国境を越えて文化の違いに触れることができ、とてもいい経験をしました。

【質問3】実際の活動を通じて、社会奉仕・ボランティアというイメージは変わりましたか？
私はこの部活に入る前は、ボランティアというものは、簡単に言うと報酬などの見返りを求めず（自分たちが）誰かのために何かをしたり、 与えるものだと思っていました。
でも部活に入って、いろんな社会奉仕活動やボランティアをしてきて、与えたりするだけじゃなく、 自分たちもたくさんのことを学び得られるという事に気付きました。
例えば、ギニアビサウという貧しい国に贈るえんぴつ集めなどの活動では、全校のみんなの協力とそれを贈るのに先生たちの協力もあってのことなので、 一人でできることではないと思いました。

【質問4】活動を通じて何か学んだことはありますか？また、得たものはありますか？
これまでの活動は、24時間チャリティー募金活動、えんぴつ集め、ティッシュ配り、留学生との交流、老人ホームの人達に年賀状や暑中見舞い送り、 地域のゴミ拾い、ロータリーの方々とのしゃくなげ植え、など様々な活動をしてきました。
その中でも乗車マナーの呼びかけを目的にしたティッシュ配りを行う 「マナーアップキャンペーン」の活動を通じて、はじめは慣れない作業にティッシュを受け取ってもらえないとき、落ち込んだりしていましたが、粘り強く頑張る ことによって、少しでも多くの人が乗車マナーについて意識してもらえればと思い、部員のみんなと協力し、無事に全部のティッシュを配り終えることができました。
このようにして、奉仕の心や行動力などを得ることができたと思います。

【質問5】最後にこれまで活動してきた感想や改めて考えたことなどあれば聞かせて下さい。
今までの活動の中で一番印象に残ったのは、たくさん留学生と交流できたことです。
ニュージーランドから来た留学生のホストファミリーになったり、交換留学生と一緒にバーベキューをして仲良くなることができました。
そして留学生とかかわる度に英語ができるようになりたいという気持ちになり、英語の勉強を頑張るバネにもなりました。
インターアクトでの全ての活動は普段できないような体験ばかりで、すごく充実していて、インターアクト部に入って本当に良かったと思います。