クラブ活動をライブに伝える!クラブリポート

テニスが好き!勉強も頑張る!!中学校硬式テニス部特集

特集:中学校硬式テニス部特集

全国中学生テニス選手権を終えて

全国中学校選手権大会が名古屋で行われ、本校のテニス部は、団体戦とダブルで、準優勝を果たしました。全国大会という大舞台を経験した3人の中学生の姿は、まるで高校生のように大人びた顔をしていました。今の気持ちを聞きました。

キャプテン
南里 直 中3

団体戦の決勝戦を終えたときは、悔しかったです。その試合は、僕のダブルスの試合で勝敗が決まることになって、それで、負けてしまったんです。その前の試合も負けていて、仲間に助けられて、次の決勝こそは勝とうと思っていただけに、本当に、悔しかったです。でも、この悔しさをバネに、次につなげていきたいと思っています。

副キャプテン
尊田海司 中3(男子ダブルス出場)

決勝の試合を終えた瞬間は、うれしかったですけど、やっぱり悔しかったです。でも今は、それまで頑張る事ができた事が、自信につながっています。初出場で全国2位を獲れたのは、試合中、2人ともひとつになれていた事だと思います。中高一貫なので、高校生になっても、今の仲間と共に、テニスをできるので心強いですね。

山口颯也 中3(男子ダブルス出場)
ダブルスは、シングルと違って2人でコートに立つので、心強いですね。  正直に言うと、優勝したかったです。中学校最後の試合だったし、結果を残したいという気持ちでいっぱいでしたから。でも、初めての全国大会出場で、準優勝できた事は誇りに思っています。


コートの中で闘える力をつける

筑陽学園のテニス部は、本学園が運営している「ブライトテニスセンター」とも連携しながら、選手の育成を行っています。また、今年からテニス部の顧問に就かれた仲里勝也先生は、試行錯誤しながら生徒の指導に当たっていらっしゃいます。

自己管理の重要さ

今回の大会は、授業の関係もあり、ダブルスの準決勝と決勝しか見る事ができませんでした。授業が終わる度に、試合に引率していた先生に連絡して、試合の結果を聞いていましたね。気になってしかたありませんでしたね。(笑)決勝は見られましたが、生徒は、かなり悔しい思いをしていたようですね。 僕は、もともとバスケットをしていたんですよね。テニス部の顧問に就いたときは、正直、戸惑いもありましたが、自分なりに生徒の事を考えて取り組んでいます。例えば、スケジュール表を作って、生徒ひとりひとりが自分たちのスケジュールを管理できるようにしました。テニス部の生徒は、公式の試合も多いのですが、遠征試合も多く、それぞれがスケジュールを把握する事が難しいようです。


人として大切な事

それ以外にも、学校行事や、勉強もあるわけですから、それらを一覧で見られるというのは、自己管理ができて、生徒も喜んでいるようです。 経験していないスポーツの顧問をするのは大変な事もありますが、スポーツをする上で共通している事があるんです。例えば、挨拶をするとか、時間を守るとか。そういう、人として大切な事を忘れるなと言っています。テニスは、団体競技とは違って、試合中にタイムを取ったりして作戦を練ったり、コーチングをしてはいけないんです。それだけに、コートに立つまでの気持ちの持ち方が重要だったり、試合に入っても自分自身が闘うスポーツですからね。日々の生活で当たり前にすべき事をするというような緊張感は、大切なのかもしれませんね。



全国中学生テニス選手権大会


※写真をクリックすると拡大します。

編集後記
本学園が運営している「ブライトテニスセンター」は、今年、創立5年目です。 ジュニア育成の目標を元に、本校のテニス部とも連携しています。今回の全国大会準優勝は、その成果の表れともいえます。 インタビューをした3人も、学校とブライトで切磋琢磨しています。夢は「全国制覇!!」是非、その夢を掴んで欲しいと願います。